新年の話

今日は2月29日ですね。

今年はうるう年のため1日多い2月です。

得した感じか、早く3月に入ってほしいか、感じ方は人それぞれな4年に一度の今日です。

 

さて、年明けから2カ月が過ぎようとしている今、いまさら感のあるタイトルですが、

今日は新年って実は3回あるんだよ、という話を。

 

1月から3月に渡って年明けと言っても良い日が3回ある、という事をご存知でしょうか?

 

まずは1月1日。こちらは言わずもがな誰もが認識する新年、元旦ですね。

そして次なる新年は2月に入ってから。立春の日がそれにあたります。

和暦での新年に当たり、立春を境に名実ともに新しい年が始まります。

 

元日や立春は日本人にはなじみ深いかと思いますが、3月にも新年とは?と思われる方もいらっしゃるでしょう。

3月の新年に当たる日、それは春分の日です。だいたい3月21日くらいで、

この日は西洋占星術でいうところの新年にあたります。

最近だと宇宙元旦という言い方が浸透してきたでしょうか。

太陽が春分点を通過し、西洋占星術的にいうと最後の星座である魚座から始まりの星座牡羊座へと変わります。

春分の日が宇宙元旦ならば、1月1日はさしずめ人間界の新年といったところでしょうか?

 

年が明けてから3月までそれぞれ「始まり」を意味する日を迎えられるとは面白いものですね。

明日から3月。春分の日に向けて目に見えるもの、見えないものを整え、新年を迎える気持ちで過ごすのもよいかもしれません。