私の趣味のひとつに二輪レース観戦があります。
なぜそれが好きになったのかというと、20年以上前にテレビの衛星放送で
ロードレース世界選手権(現MOTO GP)というサーキットを超高速で駆け抜ける
世界最高峰の二輪ロードレースを偶然見た事が始まりでした。
そのレースは排気量に応じて3つのカテゴリーがあり、最高峰のクラスでは時速300キロを超える事もあります。
車などではなく、オートバイというライダーが無防備ともいえる状態の中で、330キロなどという実況を聞いた時は、
あまりの異次元さに、感動すら覚えたほどでした。
選ばれし僅かな選手にしか体感できない世界・・・一体いかほどの世界なのだろう、とひたすらに憧れた記憶があります。
そしてその憧れが高じて大型自動二輪免許を取得するまでに至りました。
限定解除免許を取得した次の年、私は海外留学することになります。
そして海外滞在中にそのロードレース世界選手権を実際に見に行こう!そう決意しました。
このようなスポーツに興味があり、一人サーキットまで足を運ぶ女性は中々珍しいようで、
見に行ったオランダのサーキット(アッセン)にはアジア人女性の一人旅といった趣の女性は、数万人も観客がいるのに、
見かける事はありませんでした。
下の写真はオランダでのレース観戦時に撮りました。
これだけ見るとなんのこっちゃ訳がわかりませんが、立見席でサーキットの一部を撮った写真です。
レーサーを撮影したかったのですが、スピードが速すぎてシャッターチャンスを逃した写真しかありません(笑)
またこの後ろ姿の人々ですが、写真では座っていますが、後にいちばんおもしろい最高峰クラスのレースの時に
皆一斉に立ち上がり、平均身長が世界一高いといわれるオランダ人達の長身さに阻まれ、
レース展開が一つも見えなかったという、なんともおマヌケな思い出付きの写真でもあります(笑)