タイトルはなんだか堅苦しいですが、前回のブログの内容と似たような話です。
アイルランドから帰国した時に気づいた、海外生活後のとある変化について投稿します。
まずはテレビの音量の音。
なぜかとっても大音量になります。
アイルランド人が見るテレビの音量はとっても大きかった。
それにつられ日本人もだんだん大音量になっていく・・・。
日本人の友達がいますが、彼女も帰国後に家でテレビを見ていたら、
お兄さんに「音、うるっさ!!!」とびっくりされたそうです(笑)
これはなぜ起こるのか?
よく考えた結果、私なりの結論にたどり着きました。
それは英語と日本語の言語特性の違いによるものではないか? ということ。
英語は子音やリエゾンなど、消えるような音が多い言語です。
対照的に日本語は英語に比べて、一つ一つの音がはっきりしていて、独立しているように聞こえることが多い言語です。
音が消えやすい分、英語は聞き取りづらい、よって必然的に音が大きくなるのかも・・・? と勝手な仮説を立ててみました。
そして欧州では救急車のサイレンの音が異様に大きいです。
日本の救急車も、それなりに大きな音はしますが、正直アイルランドの比ではありません。
それとお金の大きさにも戸惑いました。
ユーロ札は小さくて、日本のお札の半分くらい? と思えるほどのサイズ感です。
留学前はユーロ札の小ささに驚きましたが、帰国後は日本円の大きさに戸惑いを覚えました(笑)
1年以上も帰国せずにいると、すっかりユーロに慣れてしまいました。
最後にアジア人が少ない環境で暮らすと、日本に帰ってきた時に、周りの光景がすべて日本人、聞こえてくる言語がすべて日本語という環境にとっても違和感があります(笑)
「慣れ」とはすごい力があるものだなぁ、と思った次第です。