晴れて入学した英語科では、いろんなものをへし折られる事の連続でした。
まずは学力。私が入学した時点では33人と、比較的人数の少ないクラスではありましたが、その同級生のほとんどがとても勉強ができる人ばかりでした。
英語ができるのはもちろんの事、その他の科目もテストの平均点などが高く、入学早々本当に自分はこのクラスで3年間やっていけるのだろうかと暗澹としたことをよく覚えています。
そして私が入学した能代北高の英語科は伝統的に変わり者ばかりが入学する、という事がまことしやかに伝えられているような所で、その言葉通り英語科の同級生たちはとっても個性的な人たちが多く、学力のみならず人間関係的にも、私はここで3年も持つのだろうか・・・と陰鬱としていました。
なんだかスタートから波乱の幕開けな高校生活となってしまいました。
そんな中初めての定期テストがやってきたのです。
そのテスト結果で自分の憂鬱にさらに追い打ちをかけられる事になりました。
なんと結果が33人中32番目という順位だったのです。
中学時代から成績が良い方ではありませんでしたが、ほぼ最下位という結果に、まるで奈落の底に突き落とされたかのようなショックを受けました。