オーストリア

イタリアのアッシジまで旅を共にした日本人の友人と別れ、電車でローマまで向かいました。

ローマは乗り継ぎのための一泊だったので、ほとんど観光らしいことは何もしませんでした。

夕方頃に少し時間があったので街に繰り出そうかと思いましたが、クリスマス時期で人出も多かったこともあり、混雑する駅構内を歩いただけの記憶と、そこで来年(2006年)開催のトリノ五輪の宣伝ポスターを見て、いよいよだなぁと思ったのを覚えています。

 

ローマからオーストリアまで空路で入り、憧れの地でもあった首都ウィーンに到着しました。

オーストリアは東欧ということもあり、南欧のように冬でも明るい青空が臨めることはあまりなく、鉛色の空が広がっていました。しかし時はちょうどクリスマスということもあり、通りのイルミネーションが華やかで、中世を思い出させるような歴史的な建造物や街並みの重厚感も相まって、高揚感が寂しげな空を忘れさせてくれました。

 

ウィーンは音楽の都といわれるだけあり、毎晩大小さまざまなコンサートがあちこちで開催されているようです。

そしてあの有名なウィーン国立歌劇場(オペラ座)もあります。オペラ座の豪華絢爛さといったら!

建物からして日本ではまずみる事はできません。実物を目にしてとても感激しました。

 

次回はウィーンのクリスマスをご紹介します。