留学の話

私は2005年から2006年にかけて、約1年数か月ほどアイルランドに留学をしました。

目的は語学学校への留学です。アイルランドと聞いて英語が話されている事を知る人は、まだ少ないかもしれませんが、実はアイルランドの公用語は英語です。もっと詳しく言うと公用語が二つあり、第一公用語がアイルランド語、第二公用語が英語、となっています。

しかし第一公用語のアイルランド語を話せる人は殆どおらず、実質英語が第一公用語のようになっています。

 

英語学習のためになぜアイルランドを選んだかというと、日本人留学生の少なさからです。日本人が少ないとそれだけ英語を話す機会も増え、語学の上達のためには良いだろうと思ったからです。

日本人の留学先として一般的なアメリカやイギリス、オーストラリアではなくアイルランドが良い点はこれに尽きると思っていましたが、実際に現地に住んでみると、首都のダブリンや私が住んだリムリックというアイルランドで3番目に大きな都市(アイルランドの名古屋と呼んでいました笑)では比較的日本人が多く、小さい町ならまだしも、アメリカやイギリスと日本人留学生の比率という点ではあまり違いはなかったかもしれません。さらに日本人の友人や知り合いもたくさんできました(笑)

 

しかし日本語が話せない人と共に過ごすように意識的にしたおかげか、留学期間も後半に入ってくる頃には、英語を話す事においてはだいぶスムーズにできるようになった記憶があります。

これから留学を考えていて、真剣に英語の上達を望むのであれば、どこの英語圏の国を選んでも、日本人の少ない小さな町や学校などを視野に入れて選ぶのもいいかもしれません。

またマルタなどのリゾート地も、英語を学ぶ上での留学先として、面白いかもしれませんね。